2.高校の部1
対戦型ペットボトル運び競技 2025
応募規定
高校生の部の応募規定は山梨県内の高等学校に在学する生徒で、競技規定に合致するロボットが製作でき、競技当日競技に参加できる方です。個人、グループは問いません。
また、グループ参加の場合の1グループあたりの人数は6人以内とします。なお、中学生の参加も認められます。
ルール概要 (高校生の部 1)
- リモートコントロール型ロボットを用いてペットボトルとゴルフボールをそれぞれのゴールに運搬し、得点を競う競技です。およそ4.8×2.8mの広さのゴムマット(厚さ2mm)、自コート(半分の大きさ)内に、ペットボトル【黒い■で表示】(赤色または青色)とゴルフボール【黄色い■で表示】2個が、図(最終ページ)のように配置してあります。
- ペットボトル18個は相手コートとの境界にあるゴール箱に運搬して入れます。ゴルフボール2個は自コートコーナーにある2箇所の塩ビパイプに運搬して乗せます。
- コートには囲いはありません。コートから出たペットボトル、ゴルフボールは戻さず無効とします。
- ペットボトル18個を入れるゴール箱の得点は、1カ所2点となります。
- ゴルフボールはコーナーゴール1つに乗った場合、10点が加算されます。
- 予選は単独競技、決勝トーナメントは対戦競技とします。いずれも90秒間ハーフでコートチェンジし、前後半の合計得点を競います。
※競技コート図はこちら
ロボット及びオペレータ
- 競技開始前のロボットの大きさは、長さ40cm、幅40cm、高さ40cm以内の一体形とします。また、試合開始後に分離してはいけません。
- コントロールケーブルを支持する棒は1本のみとし、それは高さ制限を超えても構いません。
- 競技開始後、ロボットは大きさと形を変えても構いません。ただし、競技終了後、リモートコントロールの操作で、制限内の大きさに戻ることができる機構でなければなりません。
- ロボットに使用するモータの大きさ、個数には制限はありません。
- コントロールケーブルは電気のみを送ることとし、機械的な力の伝達を行ってはいけません。ケーブルの長さに制限はありませんが、競技中はペットボトル、ゴルフボールに触れてはいけません。
- ロボット本体には、記名をしなければなりません。
- 電源はDC12V/5A以下で、乾電池の場合は8個以下、または主催者側で用意する安定化電源とします。安定化電源の電圧は12V以下であれば任意に設定してかまいませんが、電流の上限は5Aです。
- オペレータの人数は、5人以内です。
- オペレータは、競技中にコート内に入ってはいけません。
- オペレータは、競技中にロボットに触れてはいけません。
競技方法
- 予選と決勝トーナメントを行い、予選上位8チームが決勝トーナメントに進みます。なお決勝トーナメントは別図のトーナメント表の通りとします。
- 決勝トーナメントでは同点の場合、延長戦をコートチェンジせず、そのままのコートで90秒行います。それでも決着が付かなかった場合は、3名同士のじゃんけんといたします。
- 8位チームが複数ある場合は、90秒間のプレーオフを行い順位決定します。
- 上位8チーム内で同得点が複数の場合、前後半どちらかの得点の最大値が大きいロボットが上位になります。
- コートの詳細は、別記の図の通りです。
- 競技時間は、90秒間をハーフとします。
- 競技開始時に、指定されたスタートゾーン内にロボットを置かなければなりません。
- ペットボトル18個は、指定されたゴール箱であれば、どこの場所から入れてもかまいません。
- ペットボトルが指定された自陣のゴール箱1つに2個入った場合には、得点にはなりません。
- ロボットが動ける範囲は自コートに限り(コート外という認識はロボットが完全に自コートから出た場合を指します)、相手のコートに入って妨害をしてはいけません。また、自コートの境界線はライン上までとし、ラインから外側はコート外とします。
- 相手の得点を妨害するだけの行為をしてはいけません。ただし、お互いが得点しようとして、結果的に妨害してしまう場合は認められます。
- 相手の得点となるコートとの境界ゴールについては相手のペットボトルを出す行為や故意に相手のロボットを壊す行為は禁止されます。
- ペットボトルは壊してはいけません。また、ゴールも壊してはいけません。コーナーゴールは固定しますが、万が一マシンが当たって変形、元の位置より移動してしまった場合は試合をストップしてゴールを元の状態に戻します。その後、残り時間をそのままスタートします。その際、コートから出てしまったゴルフボールは元に戻しません。
- オペレータは、タイムアップと同時に操作を止めなければいけません。
- 競技中にロボットが故障などで動かなくなった場合には、オペレータは競技役員に告げ、スタート位置に戻して修理することができます。その場合、修理前後の得点は共に有効となります。また、ロボットに挟まれたペットボトル、ゴルフボールは、オペレータが再スタートの意思を競技役員に告げた後にスタート位置に戻して、それを取り除きコート外に出してから、再スタートすることができます。その際、再スタート前後の得点は共に有効となります。ただし、いずれの場合も競技はストップすることなく進行します。
得点
- ペットボトル18個を相手コートとの境界にあるゴール箱に入れると得点になります。
- 上位(高さ30cmのゴール)に入れた場合、中位(高さ20cmのゴール)、低位(高さ10cm)に入れた場合、1カ所2点(合計36点)の得点を得ることができます。
- ゴルフボールを乗せる自陣のコーナーゴール1つに1個乗ったときには10点が加算されます。
- 決勝トーナメントにおいて、自分のペットボトルを相手コートに入れた場合は、2点が減点されます。自コートに入ってきた相手のペットボトルを相手コートとの境界にあるゴール箱に入れた場合は、相手の得点になります。
- 自コートに入ってきた相手のペットボトルを自陣のゴール箱に入れた場合には自身の得点にはなりません。
- 前後半の合計得点で競います。
競技に使用するペットボトル
- 健康ミネラル麦茶 350ml(メーカー:伊藤園)
(識別のためキャップ上部には赤・青のシールを貼ります。)
(水には赤および青色に着色し、満水とします)
(商品HP : https://www.itoen.jp/products/41168/)
- ゴルフボール IGNIO ディスタンス
(https;//store.alpen-group.jp/f/dsg-208327-)
- 布粘着テープ (NICHIBAN 黒色・白色)
コートのラインは白色の布粘着テープとして外側までの距離をコートとする。
ゴムマットは黒色の布粘着テープで段差がないように張り付ける。
その他
- 上記以外で、不測の事態が発生した場合については、判定は競技役員の判断に委ねます。
競技場


フィールドの画像のDLはこちら( コート図 ,ゴールエリア詳細図)からお願いします。
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