本年度は,昨年度と同様にソーラーカー競技ではなく,ライントレース競技とします.
応募規定
高校生の部の応募規定は高等学校に在学する生徒で、競技規定に合致するロボットが製作でき、競技当日までに競技ができる方です。
ただし、この部門では使用する電源などに制限があります。個人、グループ、団体は問いません。
また、グループ・団体参加の場合の1グループあたりの人数は6名以内とします。
また,各学校単位での実施となるため,必ず連絡先は学校の先生としてください.(申し込み用紙に連絡先を明記してください.)
[先生方へ]
参加希望者のおられる学校の先生方につきましては,ご負担をおかけいたしますが是非ともご協力をお願いいたします.
下記で述べます競技コースのお送り先の確認や記録やビデオの提出先などについてご連絡いたします.
競技課題ライントレースロボット競技
競技内容は、ライントレース競技です。
黒いラインをトレースしながら,できるだけ早くゴールまでロボットを走行させ,タイムを競う競技です.
ただし,コース上に障害物(ペットボトル)がありますので,それらを倒して排除しながら走行してしてください.
走行時様子をWEB上に公開する予定です.あらかじめご了承ください.
ロボット及びオペレータ
- スタートからゴールまで手を触れない自律型車両とします。
- ロボットの大きさは 長さ200o×幅200o×高さ300oの範囲内とします。
- 基本的に競技出場者チームが独自に製作したものとします。ただし、加工や工夫が施されていれば、市販のキットを利用することは可能です。
- 使用できる電源は,車輪駆動用として単三電池2本(充電池でも可),必要であればペットボトルの排除用及び制御マイコンなど制御回路の電源として角型電池(9V 006P相当品)1つとします.ただし,電池はロボットに必ず固定するものとします.
- 車両には、チーム名を明記してください。
- 車両は、一定の強度を保つように工夫し、またスタイルやデザインにも工夫を凝らすこととします。また、走行中に部品や、ボディの一部が取れることのないよう、接着や取り付けをしっかり行ってください。
- 車両は、ハードウエア、およびソフトウエアの追加、取り外し、交換、変更を受けることができます。ただし、スタート後の変更は認めません。
- 競技出場チームは、競技の開始前に各学校の先生による検査(以下「車検」という。)を必ず受けなければなりません。この検査において、上記規定に該当しないと認められるときは、当該競技出場チームは、競技には出場できないものとします。
不明な点がありましたら丹沢までご連絡ください。
競技コース
競技のコースは,各学校毎に本番のコースと同じものを1つずつ配布する予定です.練習用として使用してください.
- 競技コースは予選・決勝とも同一のコースを使用します。
- 競技コースは屋内の平らな平面上に設置することとします。
- 競技コースは下図(仮:近日中に正式版をアップします)のものを使用します。
- コースの途中に「バックポイント」を設けます。
- 競技コースの走行面はつやのない白色マット紙とし、ラインは顔料インクで印刷された幅20mmの黒い線とします.(使用インク CANON 顔料マットブラック PFI-102 MBK)
- 決勝用コースのみ障害物として,スタート及びゴールを除くバックポイントおよびコースが交差する点に,ペットボトルを設置します.ペットボトルは,伊藤園 健康ミネラル麦茶350mlを空の状態で使用します.このペットボトルを倒し排除して,ライントレースを行ってください.競技中は倒したペットボトルを取り除きません.
競技コースには、距離を測定するための目盛り(小さな点)があります.途中でリタイヤした際の走行距離計測時に使用使用します.練習用コース等でライン検出で誤検出とならないように,予めセンサ位置等を調整ください..
この予選・決勝コース図です.近日中に寸法を入れた正式版をアップします.
バックポイントの寸法図
競技方法
- 競技は、コース上の黒いラインをトレースしながら全行程を走行した時間で競います。
- 1回の走行時間は最大3分間とします。完走できない場合には,3分経過した時点での走行距離(ロボットのいる地点までの距離)を記録とします.
- 各チームは、競技のスタートの前に30秒程度、車両の特徴や工夫した点などを発表してください.
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- 走行距離の計測は、競技時間終了時(3分経過時)における車両の最後部の位置を基準とします。
- 各チームは、審判の指示、許可がない限り、走行中の車両に触れてはいけません。
- 走行中の車両がコースアウト(車体がラインから外れた場合をいう。)又は逆走、停止などにより、各チームが自発的に車両に手を触れる場合はコース審判(先生)に「リトライ」と宣言し、コース審判(先生)が「リトライ」とコールすることで認められます。この場合、車両をコースアウトなどをした地点から一番近い「バックポイント」に戻し競技に復帰(リトライ)させます。なお、競技時間内であれば何回でもリトライできることとします。
- 本競技はライントレース競技ですので,明らかなコースのショートカットはコースアウトとして,「リトライ」宣言後,バックポイントまで戻すこととします.
- 予選では,コースを2回走行しそのうちタイムの良いほうをそのロボットの成績とします。
- 予選上位8台にて決勝トーナメントを行います。組み合わせ表については対戦型競技のものを利用します。ただし,予選が同タイム(同成績)の場合は,成績として採用されなかったタイムの良いチームを上位とします。
- 決勝トーナメントでは,コースを2回走行しそのうち良いタイムをそのロボットの成績とします,対戦相手より成績が良かった場合,勝ち上がりとします。ただし,同タイムの場合は,成績として採用されなかったタイムの良いチームを勝者とします.
- リトライ等ルールは予選と同様とします。
- 予選・決勝ともコースの設置場所は,屋内の平らな場所とします(アイメッセ Cホールの床面の直接コースの紙を敷く形になります)
- 決勝コース上の障害物であるペットボトルを倒せなかった場合,1か所につき+5秒のペナルティを課します.また,ゴールできなかった場合には,走行距離に対して-30cmのペナルティとなります.
失格条項
以下の場合に失格とします。
- 審判(先生)が定める競技時間までに指定した場所に集合できなかったとき。
- 車検終了後にロボットを改造し競技に出場したとき。
- メンバーが、競技中に審判(先生)の許可無く、コース内にはいったとき。
- メンバーが、競技中に審判(先生)の許可無く、車両に触れたとき。
- 競技の進行を大幅に遅らせたとき。
- その他フェアプレイの精神に反する行為、他の出場者に不快感を与える行為等があったと認められるとき。
その他
※コースと照明条件等は変更されることがあります。場合によっては規則が変わる場合もありますのでロボコンのホームページを常にアクセスすることをお勧めします。
今回モータに関しては特に規制を設けません。
ロボット製作するにあたって生じた問い合わせは山梨大学 丹沢までFAXまたはEmailで問い合わせ下さい。
Q&Aよくある質問についての回答です
何かありましたら追記していきます.