2.高校の部1
対戦型ペットボトル運び競技
応募規定
高校生の部の応募規定は山梨県内の高等学校に在学する生徒で、競技規定に合致するロボットが製作でき、競技当日競技に参加できる方です。個人、グループは問いません。
また、グループ参加の場合の1グループあたりの人数は6人以内とします。なお、中学生の参加も認められます。
競技課題 対戦型空き缶運び競技 (高校生の部 1)
- リモートコントロール型ロボットを用いてペットボトルをそれぞれのゴールに運搬し、得点を競う競技です。およそ2.7m×2.7mの広さの自コート内に、@350m?の水が満たされた350m?ペットボトル14個(コート図の白丸部分)と、A150mlの水が入った350mlペットボトル2個(コート図の赤丸部分)が、図のように配置してあります。
- @は相手コートとの境界にあるゴール箱(ゴールエリア1)に運搬して入れます。Aは自コート端にある2箇所のゴール箱(ゴールエリア2)に運搬して入れます。
- ペットボトルとゴールエリア1の間には1300mm×58mm×高さ29mmの障害物(角材)があります。ロボットは角材を回避してゴールエリアへ向かいます。障害物を乗り越える行為は禁止とします。
- コートから出たペットボトルは戻さず無効とします。
- @が指定され形態(ペットボトルの底の一部あるいは全部がゴールの底面についている状態)でゴールに収まったときの得点は各1点、Aが指定された形態(@の場合と同様)でゴールに収まったときの得点は各5点となります。
- 予選は単独競技、決勝トーナメントは対戦競技とします。いずれも90秒間ハーフでコートチェンジし、前後半の合計得点を競います。
※競技コート図はこちら
ロボット及びオペレータ
- 競技開始前のロボットの大きさは、長さ40cm、幅40cm、高さ40cm以内の一体形とします。また、試合開始後に分離してはいけません。
- コントロールケーブルを支持する棒は1本のみとし、それは高さ制限を超えても構いません。
- 競技開始後、ロボットは大きさと形を変えても構いません。ただし、競技終了後、リモートコントロールの操作で、制限内の大きさに戻ることができる機構でなければなりません。
- ロボットに使用するモータの大きさ、個数には制限はありません。
- コントロールケーブルは電気のみを送ることとし、機械的な力の伝達を行ってはいけません。ケーブルの長さに制限はありませんが、原則として競技中はペットボトルに触れてはいけません。
- ロボット本体には、記名をしなければなりません。
- 電源はDC12V/5A以下で、乾電池の場合は8個以下、または主催者側で用意する安定化電源とします。安定化電源の電圧は12V以下であれば任意に設定してかまいませんが、電流の上限は5Aです。
- オペレータの人数は、5人以内です。
- オペレータは、競技中にコート内に入ってはいけません。
- オペレータは、競技中にロボットに触れてはいけません。
競技方法
- 予選と決勝トーナメントを行い、予選上位8チームが決勝トーナメントに進みます。なお決勝トーナメントは別図のトーナメント表の通りとします。
- 決勝トーナメントでは同点の場合、延長戦をコートチェンジせず、そのままのコートで90秒行います。それでも決着が付かなかった場合は、各チーム代表者3名同士のじゃんけんといたします。
- 8位チームが複数ある場合は、90秒間のプレーオフを行い順位決定します。
- 上位8チーム内で同得点が複数の場合、前後半どちらかの得点の最大値が大きいロボットが上位になります。
- コートの詳細は、別記の図の通りです。
- 競技時間は、90秒間をハーフとします。
- 競技開始時に、指定されたスタートゾーン内にロボットを置かなければなりません。
- @Aは、指定されたゴール箱であれば、自コート内のどこから入れてもかまいません。
- @がゴールエリア1の1つのマスに複数個入った場合には、最初に入ったペットボトルのみが有効になります。
- Aがゴールエリア2に2個入った場合には、得点にはなりません。ただし一つが正常な形態で収まっている場合にはその一本の得点は認められます。
- @がゴールエリア2に入った場合にはその得点は認められません。
- Aがゴールエリア1に入った場合にはその得点は認められません。
- ロボットが動ける範囲は自コートに限り、相手のコートに入って妨害をしてはいけません。
- 相手の得点を妨害するだけの行為をしてはいけません。ただし、お互いが得点しようとして、結果的に妨害してしまう場合は認められます。
- コートを故意に揺らし、相手のペットボトルを倒す行為は、審判の協議により失格の対象となる場合があります。
- 相手の得点となるコートとの境界ゴールについては相手のペットボトルを出す行為や故意に相手のロボットを壊す行為は禁止されます。
- ペットボトルおよびコートは壊してはいけません。
- オペレータは、タイムアップと同時に操作を止めなければいけません。
- 競技中にロボットが故障などで動かなくなった場合には、オペレータは競技役員に告げ、スタート位置に戻して修理することができます。その場合、修理前後の得点は共に有効となります。また、ロボットに挟まれたペットボトルは、オペレータが再スタートの意思を競技役員に告げた後にスタート位置に戻して、それを取り除きコート外に出してから、再スタートすることができます。その際、再スタート前後の得点は共に有効となります。ただし、いずれの場合も競技はストップすることなく進行します。
得点
- @が指定された形態でゴールに収まったときの得点は各1点、Aが指定された形態でゴールに収まったときの得点は各5点となります。
- 決勝トーナメントにおいて、自分のペットボトルを相手コートに入れた場合は、2点が減点されます。自コートに入ってきた相手のペットボトルを相手コートとの境界にあるゴール箱に入れた場合は、相手の得点になります。
- 自コートに入ってきた相手のペットボトルを自陣のゴール箱に入れた場合には自身の得点にはなりません。
- 前後半の合計得点で競います。
競技に使用するペットボトル
- 健康ミネラル麦茶 350ml(メーカー:伊藤園)
(識別のためキャップ上部には赤・青のシールを貼ります。)
(Aの水には赤および青色に着色します)
(商品HP : https://www.itoen.jp/products/41168/ )
その他
- 上記以外で、不測の事態が発生した場合については、判定は競技役員の判断に委ねます。
競技場
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